お家でのピアノ練習~親の心構え~

こんにちは!府中市片町にある『舞ピアノ教室』です。

演奏とは指で歌うこと、指で気持ちをつたえることをモットーとし、日々楽しいレッスンを展開しております♪

 

 

夢と期待を抱いてスタートしたピアノのレッスン。

せっかく始めたのですから、楽しくレッスンに通ってもらいたいですよね。

弾けたときの嬉しそうな顔を見るたびに「お教室に通わせて良かったな。」と思うはずです。

 

 

お家でのピアノ練習で、どのようにお子様に関わっていますか?

 

私は保護者の方に、

「お家では『お母さんは先生にならない』事が重要です。逆に『お母さんは生徒になって』ください。」

とお願いしています。(ご家庭によってはお父さんかもしれませんが^^;)

 

お家で「そこ違うよ!」「次はミで、その次はファを弾くのよ!」と家庭で教え込まれている生徒さんが遅かれ早かれぶつかる問題に、「先生の指示やアドバイスを聞かなくなる」「間違いや練習不足を保護者のせいにする」というものがあります。

 

「だってお母さんがそう言ってたもん。」「お母さんが忙しかったから練習できなかった。」等・・・。

これではいつか親の方も疲れ切ってしまい、楽しく始めたはずのピアノがいつの間にか親子で負担になってしまう恐れがあります。

 

 

親の心構え、理想的な関わり方において大切なこと。

それは

 

【練習に取り組むタイミングを導き、環境を整える。】

 

これだけです。

これが何よりも大切です。

 

「ピアノの練習が終わったら公園に行こう!」でもいいですし、「昨日花マルもらえた曲、もう一度聴きたいな!」など、子供が前向きにピアノに向かえる言葉をかけてあげてください。

分からない所は「次のレッスンで先生に教えてもらおう!分かったらママにも教えてね。」など声掛けをしてみましょう。

読めない音符は読んであげるのではなく、一緒に読み方を確認してみましょう。

 

「お母さんに聞けば解決する。」という経験を重ねてしまうのは、今後のお家での練習において足枷になってしまうだけではなく、レッスン中に先生のお話や演奏を注意深く聴けなくなる要因となる場合があります。

 

 

 

せっかく始めたピアノのレッスン。お子さんの自立心を促し、達成感を積み重ねながら上達していけたらいいですね!